サケの回帰性に着目した越後国村上藩の下級武士、青砥武平治(あおと ぶへいじ)は、1808年(文化5年)に「種川の制」を敷き、三面川(みおもてがわ)にサケの産卵場所を設置した人工川を設けて、サケの自然増殖に努めた。
孵化したてのサケ
孵化したてのサケ
日本におけるサケの人工孵化は、1876年茨城県の那珂川で試験的に行ったのがはじまりで、1888年に千歳川に本格的な中央孵化場が建設され本格化した。犬吠埼以北の太平洋、壱岐沿岸以北の日本海、オホーツク海、北西太平洋、ベーリング海およびアラスカ湾などの海域が日本系サケの生息域である。水温が低い海域を好み、国内では主に北海道が漁獲の多くを占め、中でもオホーツク海沿岸で採れるサケは味、魚体ともに最高級のランクに位置付けされる。
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